スコット・ペリー(Scott Perry)先生は、「英語の発音は楽器を弾くようなもの」と仰っています。これは非常に分かりやすい例えで、本当にその通りだと思います。日本人の多くは、英語の音(最小単位の音)をきちんと認識しないまま英語を学び続けてきたので、会話において聞き取れなかったり、通じなかったりすることが多いのでしょう。

appleの"a"も、classの"a"も、sandの"a"も、badの"a"も、afterの"a"も全て同じ"aha"の音であり、常にこの音が発せられる必要があるわけです。ところが、この音をきちんと認識出来ていないと、近いけれども違う音になったり、全く違う音になってしまうわけです。ピアノの鍵盤で、ソの音を弾くべきなのに、ソ#やソ♭を押していると考えればイメージしやすいと思います。

要するに、各鍵盤の音をきちんと認識することから始める必要があるわけです。これをやらずに先へ進んでしまうと、後々修正するのが面倒です。事実、私自身もスコット・ペリー先生に随分と修正され苦労しました(今でもまだ指摘されることがありますが・・・)。

こう考えると、英語の音を知った上で会話等リスニングのトレーニングを行った方がずっと効率が良いことがおわかり頂けると思います。

ちなみに、英語の基本音をマスターするための教材は、スコット・ペリー先生のリスニングパワーです。英語の最小単位の音からしっかり体感できるので、リスニング力が格段に向上します。
是非、トレーニングに取り入れてみてはいかがでしょうか?

リスニングパワーの詳細